速読の理論


 速読といってもたくさんの種類(流派)があります。しかし、速読法にそれだけたくさんの種類があっても、速読の理論(速読を達成させるための原理や考え方)には、それほど大きな違いはありません。各々強調している点に違いがあるだけです。速読の方法は、次の4つに分類できます。

 ①ブロック単位で読む (日本速読協会 他)
 ②一文字づつ読む (NBS日本速読教育連盟 他)
 ③スピードに慣れさせる (新日本速読研究会 他)
 ④潜在意識(右脳)を活用する (しちだ・教育研究所 他)

 その中でも個性的な速読法は、次の4つです。
 ①七田式速読法
 ②フォトリーディング速読法
 ③ジョイント式速読法
 ④栗田式速読法

 ①と②の速読法は、人間が本来人間として産まれた時から誰でも持っている右脳の潜在能力を開発することによって、速読をしようとするものです。
 ③の速読法は、感覚を狂わせることで脳を活性化させ、速読を修得していきます。
 ④の速読法は、能力を総合的に鍛えることで、速読を修得しようとするものです。